2023年度 第4回(通算第14回)大学教育リデザイン研究会
大学英語カリキュラムデザイン:自律的な学びを継続させるために必要な要素とは
日時
2024年3月6日(水)16:30-18:00
場所
岡山大学(津島キャンパス)一般教育棟A44教室 *Zoom配信も行う
講師
保田 幸子 氏(神戸大学 大学院国際文化学研究科 / 大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンター 教授)
内容
高等学校から大学への移行は、依存型・受動的な学習者から主体的・能動的な学習者への移行を意味します。例えるなら、高等学校までは、与えられた料理を食べ、それを消化・吸収していくことが主な「学び方」であったのに対し、大学では、冷蔵庫の中にある食材を自分で選び、主体的かつ自らの責任でどのように調理していくかを考えることが求められるようになるということです。この新しい「学び方」の習得、すなわち「学習観」の転換が大学での学びの質を高めるための鍵となるといえるでしょう。本講演では、大学における英語カリキュラムデザインに焦点を当て、初年次学生が英語学習観を転換し、新しい学び方を身につけながら、自律的な英語学習を継続していくためには、どのような点に留意する必要があるかについてお話しいただく予定です。
これにより本学の改革における新たな視点や課題の共有、組織的展開のための方策を探ります。
その他
主催:教学企画室
対象:教育推進委員会委員をはじめ本学の教務関係者、英語科目担当教員、教育改革実施準備委員会委員・教学企画室及び学務部の教職員、部局長ほか関心のある方