在学生と菅誠治上席副学長との懇談会を開催
本学は1月19日に、在学生と菅誠治理事(教学担当)・上席副学長との懇談会を開催しました。今回の懇談会は、本学における教育をよりよいものとするために、在学生と上席副学長が直接対話し、お互いに新たな視点や課題を共有することを目的に企画・開催したものです。
学部学生を対象とした午前の懇談会には、各学部等から合わせて13人が出席。冒頭に、菅上席副学長から、テーマとして「資格取得」、「オンライン教育と教育環境」、「外国・外国語での学習」に関する説明があり、各テーマについて、菅上席副学長と学生全員とで意見交換を行いました。菅上席副学長からの「オンライン授業についてどう思うか」、「学生に対する情報伝達手段はどのようなものがいいか」などの質問に対して、学生からは「講義資料をPDFでもらえるのはよかった。オンデマンド動画を見返せるのもよかった」、「情報がたくさん大学からメールで届くため、能動的に情報を取得できる手段があるとよい」などの意見がありました。
大学院生を対象とした午後の懇談会には、各研究科から合わせて10人が出席し、「大学院共通科目」、「博士への進学」について意見交換を行いました。菅上席副学長からの「大学院共通科目を受講してどう感じているか」、「仕事と研究の両立を考えたことはあるか」などの質問に対して、大学院生からは、「SDGsという問題と絡めて、自分たちが今後の社会を牽引していく必要があることを学べたことがよかった」、「会社に勤務しながら大学で研究を続けている先輩がいるのか、自分にそれができる体力があるのか不安がある」などの意見がありました。
懇談会は終始リラックスした雰囲気の中、自由な意見交換が行われ、参加者からは「留学や英語力に関しては今後も学生の身近な意見を聞いてほしい」、「大学院共通科目に対して感じていたことを共有できた」など前向きな声が多く寄せられました。本学にとっても今後の教育改善の参考となる貴重な意見交換の機会となりました。