令和6年度岡山大学第4期中期目標・中期計画に掲げる「教育に関する目標」の達成に向けた外部評価委員会を開催

 本学は、第4期中期目標・中期計画に掲げる「教育に関する目標」の達成に向けた令和6年度外部評価委員会(以下「委員会」という。)を、6月1日に一般教育棟・A44講義室で開催しました。

 本委員会は、前年度の年度計画に関する達成状況並びに中期計画に対する進捗状況について、その自己評価とエビデンスに基づきながら、中期計画全体の進捗状況及び各年度計画の達成状況の報告を行い、6名の外部評価委員から評価・助言を受けるとともに、今後の進展に向けて意見交換することを目的としています。

 今回の委員会は、学長による開会あいさつに続き、菅誠治理事(教学担当)から、令和5年度までの本学の全体的な取り組み内容を中心に中期計画全体の進捗状況を説明しました。この説明の中心となったのは、前年度までの外部評価委員会でコメントいただいた各計画担当者の横連携に関する事項、教学マネジメント体制の構築や教育改革(Target2025)に関する情報発信などに関する内容でした。この菅理事による全体的な取り組み内容や学士課程教育(Target2025)に関する進捗状況については、当初予定していた時間を超過しての質疑応答が続き、活発な意見交換を行うことができました。

 引き続き午後には、① 学士課程教育(Target2025)、② 入学者選抜、③ 大学院教育それぞれに関する取り組み内容、最後に④ 教学マネジメントの恒常化に関することについて、各計画担当者から年度計画の達成状況について報告があり、それぞれ外部評価委員と活発な質疑及び意見交換を行いました。

 本委員会の締めくくりでは、谷口説男外部評価委員長から総評として、解決しなければならない課題は数多く残されているものの、昨年度までの本学の達成状況について評価いただくとともに、本学の取り組みを応援するコメントがありました。加えて、「教育と研究の有機的な連携について、組織的に連動・連携する現場の推進力が必要であろう。特に、地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)に採択されたことを契機とした研究力の強化と、大学院教育改革との相乗効果に期待したい。また、各計画担当者がオーバーワークにならないよう、新しいことを始める際には、これまでのことを整理するといった選択肢も必要である。そのうえで、やれるところからやるといった手法も重要である。」といったコメントをいただきました。

 最後に、教学企画室長である菅理事から、外部評価委員に謝辞が述べられ閉会しました。

 本学は今後も、外部評価委員会の意見などを教学運営に活かし、第4期中期目標・中期計画の教育に関する目標を達成するため、継続的な改善に取り組んでいきます。次回は本年12月上旬に開催する予定です。

外部評価委員と本学関係者の集合写真
開会あいさつを行う那須学長
菅理事による中期計画全体の進捗状況説明
外部評価委員会の様子(各計画担当者からの報告)
田中副学長による説明
閉会あいさつを行う菅理事
谷口委員長による総括コメント

【参考】
国立大学法人岡山大学 第4期中期目標
国立大学法人岡山大学 第4期中期計画 (外部評価委員会が所掌するのは 2-1、2-2、3-1、4-1、5-1)

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